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2009年04月16日

しっかり伝える「長尺CM」じわり増加

 景気後退で企業が広告出稿をしぼるなか、30秒を超える長尺テレビCMがじわり増加している。商品の特徴やブランドイメージをしっかり訴えることができ、広告効果が高いと評判だ。

 ユニリーバ・ジャパンは13日から、テレビ東京系列局でヘアケアブランド「LUX」の5分間の長尺CMを放映し始めた。ハリウッド女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズさんを起用し、3月発売の新商品をPRするもの。インターネット向けに制作した短編映画を「ブランドの持つ世界観を、ネットを利用しない人にも伝えたい」(広報マネジャー)とCM向けに再編成した。5月以降、他局でも分単位のCMを放送する予定だ。

 CM総合研究所によると、日本のCMは15秒物が約8割と圧倒的だ。商品を視聴者に印象づけるのが主なねらいとなる。

 CMで伝えきれない情報を補足するため、平成16年ごろから企業はインターネットの自社ホームページに視聴者を誘導する形のテレビCMが増えた。ただ、視聴者は手間を嫌うため、実際にはあまり効果的とはみられていないようだ。

 CM総研の関根建男代表は「商品の説明やストーリー性を伝えられる長尺CMは、効果が認められつつある」と指摘する。企業は宣伝費圧縮で、CMにより確かな効果を求める傾向が強まっているからだ。

 また、商品によって、長尺と通常のCMを使い分ける企業もある。

 15秒CMの比率が高い江崎グリコは、08年発売の大人向けチョコレート「オトナグリコ」で、ブランドを丁寧に説明するため30秒CMを用意した。シャープも薄型液晶テレビ「アクオス」では「独自性の高い商品は特徴を15秒で伝えきれない」(広報)と、30秒以上の長尺を用いている。


−産経新聞−
posted by geinou-news1 at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能ニュース
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